Dr.牧野の最新美容情報

ウルセラの最大の特徴は、今までの治療機器では難しかったリフトアップ効果(たるみの引き上げ)です。

では、ウルセラを照射すれば、この効果は出るのかというとそういうわけではありません。
なら、どのように照射すれば、最大限の効果が出るのか。

治療を重ねていくうちに、さまざまなコトが分かってきました。

①ウルセラは、筋膜(SMAS)、筋肉がターゲット。

ウルセラが届く深さは、3㎜と4.5㎜で、この深さは、通常、筋膜に当たります。場所によっては筋肉にも。
逆に言えば、筋膜に正確に当てないとリフトアップ効果は出ません。
従来と治療機器と異なるのは、深さを決めるのは、エコーと呼ばれる画像診断装置を装着しているところです。
ウルセラの場合、画像で筋膜を見ながら正確に照射していきます。
しかし、筋膜がどのように走行しているかは、かなり手術の専門知識を必要とします。

②筋膜に照射するにも、かなりこだわりが重要。

また、筋膜に単純に照射するだけでなく、引き上げる方向も重要です。
フェイスリフトの手術をイメージするように、筋膜を引き上げる方向に照射するとより効果的。

③筋膜に照射すると痛みを感じやすい

ウルセラが筋膜に正確に当たるとハリで刺されたような痛みを感じやすくなります。
しかし、筋膜ではなく、脂肪などに当たるとまったく痛みを感じません。
ということは、痛みを感じるほうが、ウルセラの場合は、より効果的ということになります。
事実、痛みを感じるほうが、治療直後のリフトアップもかなりしっかり実感できます。
また、筋膜にしっかり当たると、治療後も2週間ほど痛みが残ります。とはいっても、抑えた時のみですが。日常生活に困るようなことはありません。

④ウルセラの一番強いパワーで、最大限の効果

ウルセラは、一番強いパワーが、最大限の効果が出るように作られています。一番強いパワーといっても、長年のデータから副作用がないパワーになっています。
また、ウルセラは、パワーの設定が、ひとつ下げるごとにエネルギーが極端に落ちていきます。
パワーを下げていけば痛みも弱くなりますが、リフトアップ効果も落ちます。

ウルセラのリフトアップ効果は、他の治療機器では得られない効果があります。(とはいってもフェイスリフト手術の効果と同等ではありませんが)

その効果を最大限に引き出すためには、

  • 筋膜に可能な限り正確に照射する
  • 引き上げる方向に照射
  • パワーを最大限に

治療中の痛みに関しては、さまざまな方法で対処できます。

ウルセラは、少しマニアチックな治療機器ですが、今までは治療不可能だった筋膜に照射可能で、リフトアップ可能な初めての治療です。
顔のたるみを引き上げる効果としては、最も御勧めする治療機器です。

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