Dr.牧野の最新美容情報

ウルセラのダウンタイムと副作用

カテゴリー:ウルセラ

ウルセラのダウンタイムと副作用について。

治療後のダウンタイム

  • 治療直後は、すぐに洗顔・化粧はできます。
  • 赤みは、直後は少し出る場合はありますが、数時間でおさまります。
  • 腫れはほとんどありません。少し、むくみは出る場合はありますが、他人に指摘されることはありません。
  • 両側のあご、あご下、額の外を、強く抑えると痛みがあることがありますが、これは、筋膜が熱により反応したところです。通常、押さえた時の痛みは、1〜2 週間で無くなります。痛みといっても、押さえた時のみで、洗顔や化粧など表面をこする程度では感じませんので、痛み止めもいりません。

ということで、ウルセラの場合、焦点式超音波が皮膚を素通りし、筋膜や筋肉のみに反応します。そのため、皮膚へのダメージがまったくないため、ダウンタイムはほとんどありません。

ウルセラの安全性と副作用

皮膚への影響

照射後に一過性の紅斑(赤み)が生じる程度です。
ただし、エコー画像をしっかり確認し、先端が浮かないように、しっかり密着させる必要があります。
皮膚の陥凹や肥厚性瘢痕(ケロイド)等の報告はありません。

神経への影響

神経周辺を施術、刺激した場合、しびれ等の違和感が一時的に生じる場合があります。
しかし、現在までに永続的な神経障害の報告はありません。
念のため、顔の知覚の三叉神経の本幹(骨から出ている場所)や顔面神経はさけるように照射します。

骨や脳への影響

骨や脳への影響は報告されていません。
これは、超音波のエネルギーは骨を通さず、反射するからです。
比較的皮膚が薄い部位に対しては、焦点深度の浅いトランスデューサーを用いて、表層に反応させるように設定します。

このように、照射の仕方、解剖学的構造ををしっかり理解していれば、ウルセラを強く照射しても、ダウンタイムや副作用はまったくありません。
しかし、ウルセラのトランスデューサー(先端)が浮かないように、エコー画像をしっかり確認する必要があります。
また、エコーで目標の、SMAS筋膜や筋肉に正確に当てる必要もあります。
なおかつ、神経の本幹をさけて。
そのようにすれば、ウルセラは、ダウンタイム、副作用がほとんどなく、顔のたるみ治療においては、現在ある最強の治療機器と思われます。

ぜひ、ウルセラの顔のたるみ改善効果を実感されてみてはいかがでしょうか。

ウルセラは、痛みのマネージメントが重要で、現在のところ、静脈麻酔(点滴麻酔)で、痛みを感じることなく、フルパワーでの照射が一番御勧めです。

ウルセラ(ウルセラシステム) 名古屋の『まりもクリニックコラム』一覧はこちら

ウルセラ(ウルセラシステム) 名古屋「まりもクリニック」の治療内容、料金詳細はこちら




お探しの内容を入力してください

全てのキーワードを表示

治療機器のご紹介