上の動画の解説です。
はじめに、3回連続で、同じ動画が流れます。
これは、実験的に豚の筋肉にウルセラを照射しているところです。
下のピンク色の部分が豚の筋肉で、その上に乗っている白いものが、ウルセラのトランスデューサーと呼ばれるハンドピースの先です。
画像が流れている間に、ピンク色の中に白い点状あとが右端から移動しているのがわかると思います。
これが、ウルセラの最大の特徴で、まずは深さです。
今回、使用している深さは、表面から4.5㎜という深さで、この深さに一定に照射されているコトが分かると思います。
次に、熱エネルギーの強さ。ウルセラの場合、その温度が約70℃で、この温度は熱凝固を起こすため白くなります。
もう一つは、白くなっているのは、4.5㎜の深さとところだけで、白くなっている部分とトランスデューサーの間は、何にも変化がおきていません。
これがウルセラの最大の特徴で、決まった深さのところのみ、熱エネルギーを集中的に加え、それ以外は、一切ダメージを与えない。
たるみの治療としては、一番、理想的なエネルギーの加え方です。
今までの治療概念を覆す、たるみ治療がウルセラです。
そのあとの動画は、ウルセラの効果の症例です。同じ人が動いているように見えますが、これは、動いているわけではなく、ひきあがっているのでお間違いなく。
治療前と治療後3ヶ月の間の、経時的な変化です。
症例は、眉が動いているように見えますが、動いているわけではなく、ブローリフトと呼ばれる眉の引きあがり効果です。
ウルセラが、リフトとして始めてFDAに認可をされました。
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ウルセラの原理、効果の動画です。まずは、下の動画を見てください。
ウルセラを額に照射しているところのイメージです。
ハンドピースを額に当てて照射を行うと、超音波のエネルギーは、皮膚を通りぬけて、焦点が合ったところのみ熱のエネルギーが出ます。
その深さは、なんと筋膜(部位によっては筋肉内)に達します。また、そのエネルギーの出方も特徴的で、点状に照射されます。
そして、これを少しずつ、ずらしながら満遍なく照射を行います。
ウルセラの効果の出方は2段階で現れます。
- 照射直後の熱エネルギーによる収縮
- 熱ダメージにより、数ヶ月かけて、さらにコラーゲン増生による収縮
これにより、たるみが改善します。
ウルセラの最大の特徴は、
- エネルギーが到達する深さが、現在ある治療機器の中で最も深い
- 理想的なエネルギーの伝わり方。皮膚表面には、まったくダメージを与えることなく、深部のみエネルギーを加えることが可能。その深さのターゲットは、筋膜や筋肉。
- 加えるエネルギーも非常に強力。熱エネルギーが強いことで、リフトアップ効果(たるみの引き上げ)も強力。
ウルセラは、今までの治療機器と異なり、焦点式超音波と呼ばれるまったく新しいエネルギーで、最も深部に、さらに強力なエネルギーを加え、たるみを改善する最新の治療です。
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今日は、ウルセラ(ウルセラシステム)の特徴を述べたいと思います。
ウルセラの特徴
①ウルセラは、今までの顔のたるみの治療とは、まったく異なるエネルギーを使用しています。
サーマクールが高周波、タイタンが光でした。
ウルセラは、超音波のエネルギーを使用しています。しかし、超音波といっても、エステのようなやさしい振動を与えているわけではありません。
高密度焦点式超音波と呼ばれるまったく新しい技術です。
②ウルセラは、現在ある顔のたるみの治療機器の中で、最も深くまでエネルギーが届きます。
その深さは、SMASと呼ばれる筋膜です。
従来、この筋膜は、フェイスリフトと呼ばれる手術でしか引き上げることのできない深さで、ウルセラの登場で、始めてこの深さの治療が可能になりました。
③ウルセラで加える熱エネルギーは、たるみの治療としては最も高温の熱を加えます。その温度は、平均70℃です。
この温度は、熱凝固が形成される温度です。
④ウルセラは、エコー診断機能を採用。
エコー診断装置とは、皆さんが、肝臓、腎臓、心臓などの検査で一度は経験された事があると思います。
ウルセラでも、この診断装置がついています。
つまり、画像で深さを確認しながら、正確な位置に照射を行います。
一人一人、皮膚の厚みや脂肪のつき具合は、異なります。
ウルセラは、従来の治療機器と異なり、画像で深さを確認しながら、正確にその深さに照射を行う始めての治療機器です。
ウルセラは、たるみの治療としては、最も深く、最も高い熱エネルギーを安全に、そして、正確に照射できる最強のたるみ治療器です。
特徴は、少し専門的な御話になってしまいました。
分かりづらいと思いますので、次回は、動画で説明したいと思います。
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以前、御話をさせていただいたように、サーマクールCPTは、痛み、熱さをほとんど感じなくなった分、効果がやや落ちてしまったことに非常に残念に感じました。
サーマクールのサーメイジ社の方向性としては、まずは、痛みの軽減の方向性に向かいすぎて、誰でも気軽にサーマクールを受けれるようになったのは事実です。顔のたるみの治療として、その効果はかなり落ちてしまったと思います。
サーマクールCPTは、たるみの治療というより、たるみの予防という意味合いが強くなった感じがします。
たるみの治療は、加える熱エネルギーで決まり、そのときにどれだけ強い熱エネルギーを加えることができるかが重要です。また、たるみの治療は、リフトすなわち引きあがることが一番重要と考えております。
たるみの治療は、弱いパワーで回数を増やせば、たるみがひきあがるわけではありません。予防にはなりますが。
そのため、サーマクールは従来のチップを使用し、我慢できる範囲内での痛み、熱さを感じながら照射をしていく以前の当て方が一番効果的だと思っております。
しかし、サーマクールは皮膚の引き締めが中心で、効果を出そうとしてパワーを必要以上にあげすぎると、皮膚がやけどを起こしたり、腫れが強く出すぎる可能性があります。
かといって、弱すぎると、思ったような効果が出ない場合もあります。
サーマクールを6年間使ってきた経験では、パワーの調節は非常に重要ということを経験してまいりました。
サーマクールは、本当に効果を出そうとすると、かなりぎりぎりのパワーで当てないと効果が出にくいコトもわかりました。
サーマクールは、現在あるたるみの治療機としては、一番効果的だということは理解しておりましたが、これ以上効果を出そうとするとどのようにすれば良いかということも考えながら治療を続けてきました。
パワーはかなりぎりぎりの状態であてているので、もうこれ以上あげることができない。また、サーマクールは皮膚には効率よく熱を加えることができますが、これ以上深いところに熱は届きません。
顔のたるみとは、いったいどこがたるんでいると思いますか?
当然ですが、たるんでいるのは皮膚だけではありません。
たるむのは、皮膚以外にも、脂肪、筋膜、筋肉もたるみます。
たるみの治療は、これら全てを引き上げることが重要ですが、現実は、これらを全て引き上げるにはフェイスリフトと呼ばれる手術しかありません。しかし、サーマクールの治療を選ばれる患者様のほとんどは、フェイスリフトなどの大きな手術をしたくないので選ばれる方がほとんどです。
ここ数年間は、新しい原理の治療機器はほとんど出ておりませんでした。名前は新しくなっても原理はほとんど同じで、マイナーバージョン程度でした。
しかし、昨年末にウルセラというまったく新しい原理で、サーマクールより深く熱が加えることができるたるみの治療器を知り、非常に興味を持ちました。
次回は、ウルセラの特徴、原理を述べたいと思います。
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昨年、2009年の11月にサーマクールの第三世代、サーマクールCPTのデモンストレーションを当院で行いました。
まだ、その頃は、サーマクールCPTが日本に入ったばかりでした。
サーマクールCPTの効果の特徴
- サーマクールCPT専用のチップの開発:均一な熱分布で効果的に加熱
- 高周波のパルス照射とパルス冷却:痛みの軽減
- バイブレーション機能:痛みの緩和
専門的な言葉を並べてもわかりにくいですので、端的にいえば、
サーマクールCPTは、痛みが非常に少なくなって、同等の効果があるといことが一番の売りということで、早速、デモンストレーション用のサーマクールCPTを借りて、治療をしてみました。
その感想は、非常に意外なものでした。
確かに痛くない。熱くもないし、痛みもほとんど感じない。
以前のサーマクールに比べて、CPTはまったく別物のような感じでした。
本当にこれで効果があるのだろうか?と疑問に感じました。
サーマクールを6年間治療を行っている私にとっても疑問でした。同じ効果であれば、痛みがない方が良いに決まっていますので。
しかし、その効果は、かなり期待はずれでした。というのは、サーマクールCPTを顔半分のみ当てて試て、当てていないほうと比較してみました。
1週間後、あまり変わりがない。1ヵ月後、あまり変わりがない。3ヵ月後、あまり変わりがない。
ただし、肌質やハリが出たのはわかりました。
しかし、サーマクールCPTは、果たして、顔のたるみに効果があるのか?ということでした。
サーマクールCPTは、痛みは少なくなっています(ほとんど痛みを感じませんが)が、以前のサーマクールと同等かといえば、やはり効果はかなり落ちている感じがします。
では、なぜサーマクールCPTの効果が落ちてしまったのでしょうか。その理由は、以下のように考えます。
- 基本的に熱エネルギーが少なすぎる。やはり、顔のたるみに効果を出そうとすると、強いエネルギーを加える必要があります。
- 従来のサーマクールは、熱さや痛みを基準にして、パワーを調節していました。しかし、サーマクールCPTは、一定のパワーを当てるだけ。というのは、以前のサーマクールと同じように痛みや熱さを基準に当てると、CPTはやけどを起こすリスクが高くなるからです。
というわけで、サーマクールCPTの導入を断念しました。
痛みがなく、同等の効果であればすぐに導入しようと思ったのですが・・・。
サーマクールを始めて、6年間の経験で、サーマクールは、従来の当て方、つまり、痛みや熱さを基準にして当てるのが一番効果的と思います。当然ですが、熱さや痛みは我慢できる範囲内で。
サーマクールは、顔のたるみの治療として、ある程度確立された治療と思います。
しかし、これ以上、効果を出そうとするとそろそろ限界が出てきました。
そこで、知ったのがウルセラ(ウルセラシステム)です。
ウルセラは、今までの理論とまったく別物で、最先端のたるみ治療です。
次回は、ウルセラの理論、効果について述べたいと思います。
サーマクールCPTの効果は、あくまで、私が行ってきたサーマクールとの比較で、私の個人的な意見です。
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