たるみの最新治療のウルセラがあることは、昨年より知っていました。
しかし、昨年末、レーザー治療機器のキャンデラ株式会社より、メディカルロジックに販売権が変わったので、デモンストレーションを行うのが遅れてしまいました。
ウルセラが、どのような効果があり、痛みがどうなのかを確認するために、今年の2月、はじめのデモンストレーションを行いました。
まずは、2人の患者に、年齢は40歳代の女性二人。
始めて扱う機器のため、痛みを加減しながら、治療を行いました。
まずは、そのとき感じたのは、痛みの感じ方が他の治療機器と明らかに異なるということ。奥の方が、ハリでチクチクと刺されてるような感じ。明らかに深いところに反応していると言うことがハッキリ分かります。
しかし、痛みが強く感じる部位があり、特に、額とあごの下でした。この痛みは、ウルセラ独特でした。
初回ということもあり、痛みが強ければ、パワーを下げるという形で、治療を終了。
パワーを下げれば、痛みはクリアーできるということが分かりました。
その効果は?
直後
まず、一番初めに感じたのは、照射している最中に、顔の形が変化し、ひきあがっていくのが分かるということ。
ウルセラの効いている深さを考えれば、あまり、速効性はない(効いている場所が場所が深すぎて、すぐには効果は出ない)と思いましたが、しかし、治療直後よりひき上がりが分かるということには驚きました。
1週間後
早くも、リフトアップ(ひきあがり)効果が、外観的に分かってきました。
特に、分かりやすいのがフェイスラインの引きあがり。顔が小さくなった感じがします。
本人の実感としては、額の引きあがり効果が分かりやすいようです。
1ヵ月後
ウルセラのリフトアップが一番分かりやすい時期だと思います。このひきあがり効果は、今までさまざまな治療機器を扱ってきた私にとって、驚きの効果でした。
ウルセラ社いわく、効果が最大限に出るのは、治療後3ヶ月で、その効果の持続は1年以上と。しかし、想像していた効果より、早くその効果が現れ、リフトアップ効果も従来の治療機器とは次元の異なる効果が現れました。
ウルセラ社が推奨するパワーは顔全体をフルパワーで照射するというもの。フルパワーで、最大限の効果を安全に出すように作られているそうです。
しかし、フルパワーでは痛みが強いため、顔全体を照射する場合は、痛ければパワー下げるしかないと思われます。
また、ウルセラは、マニュアルがあってないようなもので、一人一人、患者様によって当て方が変わり、特に、ドクターの技量でその効果は大きく変わるということでした。
次回は、2回目に行ったデモンストレーションについて述べたいと思います。
ポイントは、ウルセラの効果を最大限に出すため、無痛麻酔と呼ばれる静脈麻酔を使用し、フルパワーで最後まで治療可能かどうか。
もう一つは、たるみの強い人に、どれだけの効果が出るのかということです。
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上の動画の解説です。
はじめに、3回連続で、同じ動画が流れます。
これは、実験的に豚の筋肉にウルセラを照射しているところです。
下のピンク色の部分が豚の筋肉で、その上に乗っている白いものが、ウルセラのトランスデューサーと呼ばれるハンドピースの先です。
画像が流れている間に、ピンク色の中に白い点状あとが右端から移動しているのがわかると思います。
これが、ウルセラの最大の特徴で、まずは深さです。
今回、使用している深さは、表面から4.5㎜という深さで、この深さに一定に照射されているコトが分かると思います。
次に、熱エネルギーの強さ。ウルセラの場合、その温度が約70℃で、この温度は熱凝固を起こすため白くなります。
もう一つは、白くなっているのは、4.5㎜の深さとところだけで、白くなっている部分とトランスデューサーの間は、何にも変化がおきていません。
これがウルセラの最大の特徴で、決まった深さのところのみ、熱エネルギーを集中的に加え、それ以外は、一切ダメージを与えない。
たるみの治療としては、一番、理想的なエネルギーの加え方です。
今までの治療概念を覆す、たるみ治療がウルセラです。
そのあとの動画は、ウルセラの効果の症例です。同じ人が動いているように見えますが、これは、動いているわけではなく、ひきあがっているのでお間違いなく。
治療前と治療後3ヶ月の間の、経時的な変化です。
症例は、眉が動いているように見えますが、動いているわけではなく、ブローリフトと呼ばれる眉の引きあがり効果です。
ウルセラが、リフトとして始めてFDAに認可をされました。
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ウルセラの原理、効果の動画です。まずは、下の動画を見てください。
ウルセラを額に照射しているところのイメージです。
ハンドピースを額に当てて照射を行うと、超音波のエネルギーは、皮膚を通りぬけて、焦点が合ったところのみ熱のエネルギーが出ます。
その深さは、なんと筋膜(部位によっては筋肉内)に達します。また、そのエネルギーの出方も特徴的で、点状に照射されます。
そして、これを少しずつ、ずらしながら満遍なく照射を行います。
ウルセラの効果の出方は2段階で現れます。
- 照射直後の熱エネルギーによる収縮
- 熱ダメージにより、数ヶ月かけて、さらにコラーゲン増生による収縮
これにより、たるみが改善します。
ウルセラの最大の特徴は、
- エネルギーが到達する深さが、現在ある治療機器の中で最も深い
- 理想的なエネルギーの伝わり方。皮膚表面には、まったくダメージを与えることなく、深部のみエネルギーを加えることが可能。その深さのターゲットは、筋膜や筋肉。
- 加えるエネルギーも非常に強力。熱エネルギーが強いことで、リフトアップ効果(たるみの引き上げ)も強力。
ウルセラは、今までの治療機器と異なり、焦点式超音波と呼ばれるまったく新しいエネルギーで、最も深部に、さらに強力なエネルギーを加え、たるみを改善する最新の治療です。
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今日は、ウルセラ(ウルセラシステム)の特徴を述べたいと思います。
ウルセラの特徴
①ウルセラは、今までの顔のたるみの治療とは、まったく異なるエネルギーを使用しています。
サーマクールが高周波、タイタンが光でした。
ウルセラは、超音波のエネルギーを使用しています。しかし、超音波といっても、エステのようなやさしい振動を与えているわけではありません。
高密度焦点式超音波と呼ばれるまったく新しい技術です。
②ウルセラは、現在ある顔のたるみの治療機器の中で、最も深くまでエネルギーが届きます。
その深さは、SMASと呼ばれる筋膜です。
従来、この筋膜は、フェイスリフトと呼ばれる手術でしか引き上げることのできない深さで、ウルセラの登場で、始めてこの深さの治療が可能になりました。
③ウルセラで加える熱エネルギーは、たるみの治療としては最も高温の熱を加えます。その温度は、平均70℃です。
この温度は、熱凝固が形成される温度です。
④ウルセラは、エコー診断機能を採用。
エコー診断装置とは、皆さんが、肝臓、腎臓、心臓などの検査で一度は経験された事があると思います。
ウルセラでも、この診断装置がついています。
つまり、画像で深さを確認しながら、正確な位置に照射を行います。
一人一人、皮膚の厚みや脂肪のつき具合は、異なります。
ウルセラは、従来の治療機器と異なり、画像で深さを確認しながら、正確にその深さに照射を行う始めての治療機器です。
ウルセラは、たるみの治療としては、最も深く、最も高い熱エネルギーを安全に、そして、正確に照射できる最強のたるみ治療器です。
特徴は、少し専門的な御話になってしまいました。
分かりづらいと思いますので、次回は、動画で説明したいと思います。
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以前、御話をさせていただいたように、サーマクールCPTは、痛み、熱さをほとんど感じなくなった分、効果がやや落ちてしまったことに非常に残念に感じました。
サーマクールのサーメイジ社の方向性としては、まずは、痛みの軽減の方向性に向かいすぎて、誰でも気軽にサーマクールを受けれるようになったのは事実です。顔のたるみの治療として、その効果はかなり落ちてしまったと思います。
サーマクールCPTは、たるみの治療というより、たるみの予防という意味合いが強くなった感じがします。
たるみの治療は、加える熱エネルギーで決まり、そのときにどれだけ強い熱エネルギーを加えることができるかが重要です。また、たるみの治療は、リフトすなわち引きあがることが一番重要と考えております。
たるみの治療は、弱いパワーで回数を増やせば、たるみがひきあがるわけではありません。予防にはなりますが。
そのため、サーマクールは従来のチップを使用し、我慢できる範囲内での痛み、熱さを感じながら照射をしていく以前の当て方が一番効果的だと思っております。
しかし、サーマクールは皮膚の引き締めが中心で、効果を出そうとしてパワーを必要以上にあげすぎると、皮膚がやけどを起こしたり、腫れが強く出すぎる可能性があります。
かといって、弱すぎると、思ったような効果が出ない場合もあります。
サーマクールを6年間使ってきた経験では、パワーの調節は非常に重要ということを経験してまいりました。
サーマクールは、本当に効果を出そうとすると、かなりぎりぎりのパワーで当てないと効果が出にくいコトもわかりました。
サーマクールは、現在あるたるみの治療機としては、一番効果的だということは理解しておりましたが、これ以上効果を出そうとするとどのようにすれば良いかということも考えながら治療を続けてきました。
パワーはかなりぎりぎりの状態であてているので、もうこれ以上あげることができない。また、サーマクールは皮膚には効率よく熱を加えることができますが、これ以上深いところに熱は届きません。
顔のたるみとは、いったいどこがたるんでいると思いますか?
当然ですが、たるんでいるのは皮膚だけではありません。
たるむのは、皮膚以外にも、脂肪、筋膜、筋肉もたるみます。
たるみの治療は、これら全てを引き上げることが重要ですが、現実は、これらを全て引き上げるにはフェイスリフトと呼ばれる手術しかありません。しかし、サーマクールの治療を選ばれる患者様のほとんどは、フェイスリフトなどの大きな手術をしたくないので選ばれる方がほとんどです。
ここ数年間は、新しい原理の治療機器はほとんど出ておりませんでした。名前は新しくなっても原理はほとんど同じで、マイナーバージョン程度でした。
しかし、昨年末にウルセラというまったく新しい原理で、サーマクールより深く熱が加えることができるたるみの治療器を知り、非常に興味を持ちました。
次回は、ウルセラの特徴、原理を述べたいと思います。
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