選択されているタグ : たるみ

タグを絞り込む : ほうれい線 まぶた ウルセラ ウルセラ1.5㎜ ウルセラシステム ウルセラピー クマ サーマクール シワ フラクショナルCO2レーザー リフトアップ 上まぶた 効果 照射法 目の下 目元

ウルセラ1.5㎜ まぶたのたるみ改善効果

ウルセラのまぶたのたるみ改善効果は?

以前に、ウルセラのまりもコラムの中で、まぶたのたるみ改善について述べさせていただきました。
従来のウルセラは、額やこめかみに照射し、眉をリフトアップすることでまぶたのたるみを改善するという物。いわゆるブローリフトと言われるものです。

ウルセラを2年以上治療を行って来ました。
その効果は、やはり二重の幅を広くするというより、目元をキリッとさせる効果が中心です。
外国人のように彫りの深い人種では、効果が出やすいのですが、日本人のようにフラットな顔立ちには、やはり二重の幅を広くするには限界があります。(これはサーマクールアイでも同じですが)
しかし、この効果は、他の治療機器では、得られない効果です。

従来のウルセラは、額には3㎜の深さしか照射できない。

額は、皮膚や筋肉の厚みから、通常は3㎜の深さしか照射できません。
というのは、4.5㎜を当てるとほとんどは骨にあたってしまうので。
額も、3㎜をしっかりと広範囲に照射すると、引き上げられた実感、額をぎゅっと上に引っ張られた実感はしっかりあります。

ウルセラ1.5㎜を額に照射することでどのような効果が得られるのか。

従来のウルセラ3㎜は、額に照射すると筋膜(場合によっては骨膜)に当たります。
しかし、3㎜の深さの1層しか引き上げることができません。
これにウルセラ1.5㎜を加えると。
ウルセラ1.5㎜は、以前に述べてきたように、ほとんどは皮膚(真皮)の深層に熱エネルギーが加わります。
ウルセラ3㎜だけでもリフトアップは十分実感できましたが、これにウルセラ1.5㎜が追加されると更にリフトアップ感が増した感じがします。
やはり、ウルセラは1層で引き上げるより、2層で引き上げるほうが効果が良いのは間違いありません。

ウルセラ1.5㎜は、上まぶたには直接、照射できません。

ウルセラ1.5㎜は浮かないように、かなり強く押さえつけて照射をしなくては行けないので、上まぶたには直接照射はできません。
いろいろ、工夫しましたが、やはり無理というのが結論です。
しかし、眉毛の皮膚(骨がある部位)には照射が可能ですので、まぶたのたるみを気にされている方は、積極的に照射をしています。

まぶたのシワやハリを気にされている方は、サーマクール0.25(目元専用)の併用も。

先ほど述べたように、ウルセラ1.5㎜は上まぶたには、直接照射ができません。
この部位は、やはり、サーマクールアイ0.25がお勧めです。
額+こめかみ+目尻(場合によっては目の下も)にウルセラ3㎜とウルセラ1.5㎜を照射し、目の上(上まぶた)にサーマクールアイ0.25を照射すれば、現時点での治療機器として、最強の目元のたるみ治療となります。

後日、ウルセラ・アイの詳細についてメニューが出来上がりましたので、報告させて頂きます。


ウルセラセミナーの報告 その3

ウルセラの「トリプルレイヤートリートメント」のデモンストレーションを見学してきました。

昭和大学豊洲クリニックの美容外科・形成外科の准教授で加王文祥先生のデモンストレーションを見学させていただいたので報告したいと思います。

昭和大学医学部形成外科 准教授 加王文祥先生→詳細はこちら

ウルセラの「トリプルレイヤートリートメント」とは?

従来、ウルセラは、4.5㎜と3㎜の深さに焦点式超音波を照射してリフトアップを行う治療でした。
以前、まりもコラムでもいろいろ述べさせていただきましたが、この深さは基本的には、筋膜(SMAS)をターゲットにしています。
今回、4月に登場したウルセラ1.5㎜は、更に浅いところ、すなわち皮膚の深層(真皮下層)に熱を加えます。私もウルセラ1.5㎜は、発売当初より積極的に行なっています。

トリプルレイヤートリートメントとは、ウルセラの4.5㎜と3㎜の深さに、さらに、ウルセラ1.5㎜を追加し、筋膜だけでなく、皮膚のタイトニング(引き締め)を行う治療です。

ドクターによるウルセラ照射法の違い

加王先生のデモを見学して、改めて思ったことは、ウルセラの照射法は、先生によりかなり異なるということでした。
というより、違って当たり前というのが私の意見です。

元々、ウルセラは、ただ照射してもたるみに効果の出る治療ではありません。
照射する深さ、向き、範囲、照射数で効果はかなり異なる治療機器です。
ウルセラを使っている先生のオリジナリティが非常に重要になります。

というのは、私もウルセラを2年以上、治療を行なっていますが、現時点で、その照射法は、通常のマニュアルからかなり変わりました。
また、患者様によっても照射の仕方はかなり異なります。

ウルセラ1.5㎜の照射法、効果について

新しく発売されたウルセラ1.5㎜の照射法も見させていただきました。
この、ウルセラ1.5㎜は、皮膚の真皮に熱を効率良く加えるが、浮いて照射をすると赤み、線状の跡が長引くのでかなり慎重に照射する必要があるといっていました。
この意見は、私も同感で、とにかく浮かないようにエコー画像を確認して、慎重に照射する必要があります。

今後、ウルセラはトリプルレイヤートリートメントを中心に、治療が変わると思います。
しかし、どの範囲にウルセラ4.5㎜と3㎜を照射してリフトアップをし、どの範囲にウルセラ1.5㎜を照射するのか今後の課題ですが。
私も、かなり、ウルセラ1.5㎜を併用するケースが増えましたので、今後、その照射法を報告したいと思います。

これまでは、ウルセラが筋膜、サーマクールが皮膚に熱を加える組み合わせるコンビネーションが主流でした。しかし、

ウルセラとサーマクールを組み合わせる方法から、ウルセラ4.5㎜+3㎜とウルセラ1.5㎜を組み合わせる方法にシフトする日が近いと思います。


ウルセラハンズセミナーの報告 その2

ウルセラのセミナー報告の第2回。ウルセラ1.5㎜とオフフェイス(顔以外の適応)についての報告です。

ウルセラ社の副社長でRandall E Millerより、ウルセラ1.5㎜の照射法とOff Faceオフフェイスの報告がありました。
オフフェイスとは、顔以外のウルセラの適応で、デコルテ、二の腕、ひざ、太ももなど、ボディのシワやたるみの適応についての話もありました。
また、ワキの多汗症、にきび跡の適応拡大についてもお話がありました。
今回のセミナーで、一番興味があることでしたので、詳細に報告したいと思います。

ウルセラ1.5㎜で、目のまわり、口のまわりの照射が可能に。

今年の4月より、ウルセラ1.5㎜は、まりもクリニックでも開始していましたが、再度、照射法に確認しました。

  • 目元→皮膚が薄いので、テクニックの重要性を強調していました。ウルセラ1.5㎜は、浮かないように慎重に照射を。かなりウルセラに慣れた先生が施術をとのこと。
  • 口まわり→ウルセラ1.5㎜で、口まわりの照射が可能に。口まわりのシワにも適応があるとのこと。
  • 頬→ほうれい線のシワ、頬のシワはウルセラ1.5㎜が良いと。しかし、トランスデューサーが浮きやすいので、慎重に照射をとのこと。

首の下までウルセラの照射が可能に。

以前、ウルセラは、あごの下までの照射法のマニュアルはできていました。しかし、首の下までの照射法のマニュアルができていなかったので、照射できませんでした。
今回、新たに首の照射法のマニュアルの報告がありました。これにより、首のシワ、たるみの治療が可能になったとのこと。

照射法、照射数について確認しましたが、甲状腺をさけて、首全体(鎖骨まで)に、4.5㎜と3㎜のかなりの発数を照射。
この部位への照射はかなり痛いと思います。麻酔のクリームは全く効かなかと。やはり点滴麻酔しか難しいと思います。

首のシワ、たるみに効果のある治療法は、非常に少ないので、早い時期より開始をしたいと思いますが、もうしばらくお待ち下さい。
しかし、首の照射もかなり大変そうです。

話が長くなりましたので、もう一つのオフフェイスの報告は明後日にさせてて頂きます。


ウルセラのセミナーの報告 その1

今週は、先日、参加したウルセラハンズセミナーについて報告したいと思います。

今回はその第一回、New YorkのマンハッタンにあるNYU Langone Medical CenterのDr. Matthew Whiteのウルセラの発表について報告します。

ちなみに、Dr.Matthew Whiteは、こんなドクターです。



ウルセラの照射法について、再度確認。

Dr.Matthew Whiteは、ウルセラの照射法は、フェイスリフトの手術同様、斜め上に引き上げるように照射すると述べていました。
私も、2年間のウルセラを治療してきて、同様の意見です。
ウルセラは、ただ単に照射するだけでなく、照射する方向、照射する深さ、照射数が非常に重要になります。

左右非対称の顔へのウルセラの照射法

通常、たるみは、左右対称ではありません。
そのため、ウルセラは、左右非対称の場合は、当てる部位により左右の調節を行うと述べていました。
しかし、ある程度までは可能ですが、完全に左右を合わせるのは困難ですが。

ウルセラが首の照射が可能に。

従来、ウルセラは、顎下から首の付根までは照射可能でした。
しかし、首の下の方の照射のマニュアルができていませんでした。
今回の報告で、首の下まで照射方法が確立されました。
特に、首の横シワに良い適応があるということでした。
照射範囲は、甲状腺はさけて、首全体から鎖骨上まで。

まりもクリニックでも、首への適応を広げたいと思っております。
首のシワには、効果のある治療機器は非常に少ないので。

ウルセラ1.5㎜の照射法の確認

まりもクリニックでは、ウルセラ1.5㎜を、4月より開始していますが、再度、その照射法について確認してきました。
目の下への照射法、ポイント的な追加など。
その時、Dr.Matthew Whiteは、ウルセラ1.5㎜は非常に浅いところに熱を加えるので、浮かないように照射することが非常に重要と述べていました。
私も同様の意見で、特に、ウルセラ1.5㎜は、1発ずつ照射を行う前に、超音波画像をしっかり確認し、慎重に照射を行う必要があります。(基本は、全く浮かないように照射を)

ウルセラのコンビネーション治療

ウルセラは、リフトアップとしては、一番ベストな治療機器だが、万能な治療ではないと述べていました。
そのため、ボリュームアップにはフィラー(ヒアルロン酸注入など)などの注入剤を、肌質改善はフラクショナル、目尻のシワ(カラスの足跡)はボトックスを組み合わせると良いと述べていました。


本日、ウルセラシステムのハンズオンセミナーに参加してきました。

本日、東京にて、第4回目のウルセラハンズオンセミナーに参加してきました。

2年前に、ウルセラを導入時に、第1回目に参加して以来になりますので、久しぶりの参加になります。

今回の参加の目的は、

  1. ウルセラ1.5㎜が今年の4月に新発売されて、海外での治験のデータも集まり、再度、結果および照射マニュアルの確認
  2. ウルセラの顔以外の適応(多汗症、ボディの適応拡大)
  3. 他のドクターの照射方法の確認

演題のテーマ及び演者のドクターです。

1.William Matthew White,MD

このドクターは、ウルセラの開発、発売当初より、かなり長い間、ウルセラの治療に携わっているドクターの一人です。ウルセラの論文もいろいろ発表されています。1.5㎜の照射方法についても詳細な話を聞かせていただきました。

2.Randall E Miller.PhD

ウルセラ社の副社長で、今回、「ウルセラシステムの新治療エリア(オフフェイス)の拡大」につきいろいろお話を聞かせていただきました。
海外では、新治療エリアとして、ボディーのデコルテ、二の腕、ひざ、太もも。
さらに、ワキの多汗症、AcneScar(にきび跡の陥凹)にも治療拡大が広がっているようでした。

3.昭和大学医学部形成外科 准教授 加王文祥先生

加王先生は、現在、昭和大学豊洲クリニックの美容外科・形成外科の准教授で、今回、ウルセラの「トリプルレイヤートリートメント」の聞かせていただき、ハンズオンではデモも見学させていただきました。

詳細な内容については、後日、報告させて頂きます。
今回のセミナーの内容については、今後、ウルセラの治療を行う上で、非常に有意義な会になりました。

追伸
加王先生には、懇親会で、ウルセラの色々なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。

プロフィール

まりもクリニック院長 牧野良彦
  • Twitter
  • Facebook

まりもクリニック

院長

牧野良彦

名古屋の美容外科、美容整形、美容皮膚科のクリニック。院長の牧野良彦です。美容のお悩み、ご相談あれば、いつでも連絡ください。クリニックでは、美容外科手術全般、美容皮膚科では、ボトックス注射、ヒアルロン酸注入、PRPなどさまざまな治療を行っています。また、ウルセラ、サーマクール、フォトフェイシャル、レーザーなど様々な治療機器を揃えています。

エントリーリスト

カテゴリーリスト

タグ